恋愛相談でよく女性から耳にする言葉。
「頼れない」
「甘えられない」
これは親に対しても、仕事でも・・・よく聞く悩みかもしれません。
でもそれは、自分に対してどういうことをしているのか?
相手に何を残しているのか?
本当の意味を知ってますか?
ひとりにならないで。
どれだけ頼りたくても
甘えたいと思っていても
結果的に「頼らない」、「甘えない」ということは
ひとりでいようとすること。
相手が頼りがいがない・・・
まだ未熟・・・と思うのは
正当化かもしれない。
相手に思うことは
自分が自分に思うことかもしれないから。
人って
ひとりで生きられなくて
誰かと関わり合って生きるのだから
頼ってて当たり前。
頼っていないと思うなんて、ありえないんだよね、実は。
そして逆に!!!
身近な人に
「頼れない」「甘えられない」って
寂しく感じるものだよ。
迷惑をかけないため
巻き込まないために
ひとりで抱えようとするんだと思うのだけど
大切な人が頼ってくれないということは、
相手も ひとりにしちゃうってことなんだよね。
ひとりで何でも抱えちゃうと
相手もひとりにする。
結果、どっちもひとりで
どちらにも「寂しさ」が残るだけ。
これって身近な人同士ですることじゃないよね?
体に宿るとき と この体から離れるとき は
ひとりなんだから、
それ以外の人生は、共に生きていると 知ろうよ。
誰かと生きる喜びを見出すため
幸せを感じるために人生はある
ということは?
別れようと決意した瞬間のみ
頼らない・甘えないを使っていいんだよ。
これは
互いに離れるときのみ。
毎日が「ともに」。
わたしがすべてのエネルギーを注いできた
24年の3人の子育てに
今、終わりが見えてる。
母という、
わたしにとって大切な役割を外して
ただの『わたし』になった時
そこにいるのはどんな自分なのか。
自分のことだけを考えていい時間が
たんまりとやってくるなんて!
そう考えただけで不思議です。
が!!!
終わるということは始まる。
別れや終わりは
ともに生きることができないと
一旦思い知ることでもあるから
その時はどれほど寂しいか・・・
でも
その寂しさを知るからこそ
人はまた温もりに還る。
それが自然。
これまで育んできた絆は
永遠にわたしの中に残り
これから遠く離れても
温もりは消えない。
自分の財産となり
また誰かと育んでいく喜びを 教えてくれる。
「頼らない」
「甘えない」ことは
自然でもないよ。
自分に厳しいというか、
自分とも誰ともつながらないというか、
力を抜くことを自分にゆるさないというか・・・
それは
不自然に離れようとすること=自分を切り裂いているかのようです。
離れようとすること以外の解決策はたくさんある。
「ともに生きる」とは
解決策を一緒に考えることだよ。
「頼る」「甘える」は
生きる上で当たり前。
自分が何かに夢中になったり、
心が動いたり、
心底笑ったりすることと同じ。
苦手なら、
関わり合い
分かち合い
つながり合うことを
許可していない自分がいることを
まずはゆるしていこう❥