同じ環境に生まれたとしても
同じ人間はひとりもいない。
相手をすべて知ることはできないけども
少しでも知ろうとすることが
相手に聞くことだったり、
自分の気持ちを伝えることだったり、
同じ体験をしてみたり、
違った視点を持ったり、
客観的、俯瞰的に出来事をとらえてみたりすること。
相手はどう思っているのだろう?
相手の気持ちを知りたい。
聞いてきた数々の恋愛相談、子どもの相談では
そのことに焦点が集まるのだけれど
相手をすべて知ることはできないけども
少しでも知ろうとすること
このベースを忘れている場合は、
主観で相手をジャッジするため、自分が納得するため
に、相手の気持ちを知ろうとしていることが多い。
自分と同じ立場ではなくても
自分をそれほど感じようとしてくれる人がいる、
同じところに立ってくれようとする人がいる、
そこがハートの扉を開けていくのではないだろうか。
相手と同じラインに立ってみる。
同じことはできないとしても
同じような感覚を感じることはできるだろう。
どんな気持ちで
何を考え
どのようなことに心を砕いてきたのか、
少しでも感じてみると
自分のことばかり言えなくなるのではないだろうか。
それが相手を想い、慈しむこと。
できない間は、自分を思い、慈しむこと。
大切な人ならなおさら
ジャッジはいらない。
相手と同じラインに立ってみよう。
あなたはどこに立って
相手を感じていますか?