娘ちゃんが空に星を見つけると
「あ、ばぁちゃんがいる~」
と言う。
今日は
「ばぁちゃんがいっぱいいる~」
と空を見上げて言っていた。
そんな言葉を聴くと優しい気持ちになれる。
母が亡くなった時
「ばぁちゃんはどこにいったの?」
と聴く娘を見て
「ばぁちゃんはお星様になったんだよ
いつでも見守っていてくれているよ」
と話した。
それをきちんと覚えてくれている。
次男坊は未だに
「ばぁちゃんが死んだ時の話はしないで。悲しくなるから。」
と言う。
長男君は
初めて人の死を間近に感じて、見て
その時の気持ちを消化してないと言う。
私もそうだけど、みんな時間と共に受け止めていく
大事な人との別れがあるんだと思った。
それでいいんだと思う。
それぞれの受け止め方で。
私も星を見ると
「あ・・・」
と、思う様になっている。
自分の感じ方とは違うけれど
娘の受け入れ方も私の中に生きている。
それを温かく感じる自分を知った。
こうして時間と共に
乗り越えていくんだろうね。
星を見ては、まだ思い出す。