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南フランスの光の中で 「ミヒワカ対話セッション in 南フランス」

はじめての南フランス。

緑が窓の向こうに広がり、柔らかな陽が差し込む一軒の素敵なお家。
まるで時がほどけていくような空間で、私たちはゆっくりと言葉を交わし始めました。

この日は「ミヒワカ対話セッション」。
たくさんの「問い」と、それにそっと寄り添うようなメッセージが交わされる、静かで温かな時間でした。

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目次

フランスの地で聞く「問い」

この対話会を通して、私はあらためて感じていました。

国境を越えても、人の中に生まれるテーマ――時に“悩み”や“問題”として現れるもの――は本質的には変わらないのだと。

自分の在り方、選択への迷い、使命への問い…。
それは、国も言語も文化も超えて共通するものなのだと思います。

けれどもその一方で、このフランスという土地のエネルギー、そしてしなやかさの中で聞く問いの響きは、やはり少し違っていたようにも思うのです。

「この時間が終わったとき、どんな気持ちでいたいですか?」
冒頭にミヒロさんが置いた問い、いつもの始まりの問いなんだけど、ふっと肩の力が抜けたのを覚えています。

答えがわからなくてもいい。誰かのためじゃなくて、自分の気持ちでいい。

自然がすぐそばにあり、時間がゆったりと流れ、人の間にもほどよい余白がある。
この風景の中だからこそ、普段はのみ込んでしまうような気持ちも、 安心して取り出し、誰かの前で差し出すことができたのかもしれません。

WAKANAさんの言葉に、ふわりと包まれるような安心感

質問者に向けて、WAKANAさんは目を合わせながら、まるで心の中にそっと手を差し伸べるように話しかけます。

とても静かに、温もりと芯のある言葉で。

「もうすでに、あなたは流れに乗っているんですよ。」
「不安になるときは、誰かの幸せに責任を負おうとしているときかもしれません。」

その声に触れたとき、どこか懐かしいような、深い安心感に包まれる感覚がありました。

誰かの声が、自分の問いになるとき

「自分の使命って、どうやったらわかるんだろう?」
ある方が質問しました。

長年続けてきた仕事を手放し、新たな道へ踏み出そうとしている中で湧き上がってきた葛藤。

その問いは、聞いていたみなさんにも、私にも、確かに届きました。
“あ、私もずっと、そう思っていたかもしれない…”と。


「好きなことは…ピアノの音。絵を見ること。深い話をすること。でも、なんだか“嫌い”って言うのは苦手なんです。」
そんな一言から始まった対話。

WAKANAさんは言います。

「“嫌い”って言うことは、自分の“好き”を知る入り口なんです。 それは誰かを否定するためじゃなくて、自分の本音を大切にすることだから。」
  

質問者の方とWAKANAさんの対話を目を閉じながら聴いているミヒロさん

   
「どうしても考えすぎて、ぐるぐるしてしまうんです…ヨガも瞑想もしてみるけど、止めようと思うほど止まらなくて。」
そんな相談には、WAKANAさんはそっと微笑んでこう言いました。

「“止めよう”とするほど、心はザワザワしてしまうから、 “何もしない時間”を自分で選んで作ってみるといいかもしれませんね。」


「決断の場面で、不安にのみ込まれてしまうんです。 何かを選ぶときに、つい周りの目や期待を気にしてしまって…」

WAKANAさんは静かに言いました。

「“嫌い”や“これは違う”という感覚を素直に認めてあげること。 その積み重ねが、自分の“好き”や“望み”を選ぶ力になりますよ。」


「書道をしているのですが、“気が入っていない”と言われてしまって… 表現したいのに、出せない。私の中に何か封印があるような気がして。」

そう語る方に、WAKANAさんはそっと伝えました。

「あなたが“好き”なもの、“美しい”と思うもの、 そこに向き合う時間が、封印を少しずつほどいてくれます。」

実際のWAKANAさんの言葉は、参加者一人ひとりの背景を受け取りながら、そっと隣に寄り添うように、丁寧で深いものでした。この文章ではその一部を抜粋していますが、本当の豊かさは、あの場でこそ感じられるものでした。
だからこそ、ぜひこの時間を「体験」として味わっていただけたら――そんな願いも込めて、ここに綴ります。

生き方を探究する旅はもう終わり

この対話会で私が受け取ったのは、「誰かの声の中に、自分の問いがある」ということ。

さらに今回は、日本を離れ、このフランスという土地で暮らしている方々のお話を聞けたことも、とても大きな気づきになりました。

育った場所ではない国、言葉も文化も異なる中で、 自分の生き方を一つひとつ積み重ねている姿や、 そこからさらに「これから挑戦していく」という静かな覚悟に、私は強く心を動かされました。

それはどこか、自分自身の旅の節目を示してくれたような気がしたのです。

自分の生き方を探究する、そんな旅はもう終わり。
これからは、その先にある“魂の導きにゆだねる”ようなフェーズに入ったのだと―― このフランスの空と風の中で、確かに感じたのでした。

対話から生まれた「問い」(問いへの補足)はこちら

自分の使命を知るために、どのように考え、行動すればいいですか?
 ──歩んできた道を一度手放した先に見えた、未知の世界へのまなざし。

「流れに乗っている」とは、どんな感覚?

そのサインはどうやって気づける?
 ──うまくいっているのに、なぜか怖くなる。そんなときに立ち止まって見つめ直すためのヒント。

誰かの幸せを背負ってしまうとき、どう自分に戻ればいいですか?
 ──“優しさ”の名のもとに、自分の感覚が見えなくなってしまう瞬間。

思考と感情を止めるには、私には何が必要?
 ──瞑想や静かな時間でも止まらない、そんな思考を「止めようとしない」ことから見えてくる道。

自分が本当にしたいことは、何だろう?
 ──「できること」ではなく、「したいこと」に立ち戻る時間。

私は何が好きで、何が嫌いなんだろう?
 ──“嫌い”を認めることで、本当の“好き”が浮かび上がる。そんな気づきもありました。

決断をするとき、不安や焦りに惑わされないには?
 ──周囲の期待や正しさから一歩離れ、「私」に還るための選択。

期待や思惑に縛られているとき、どう手放せばいいですか?
 ──“こうすべき”にとらわれたとき、自分を解放するための小さな入り口。

自分の中にある「封印」はどこにあるのか?どう解けるのか?
 ──本当は出したい「想い」が、自分の中にしまわれたままになっていると感じたとき。

相手との距離感、自分の感情の境界をどう保ちますか?
 ──共感しすぎること、自分を見失うこと。その繊細なバランスを見つめ直す時間。

問題が起きたとき、それに飲まれずに、望みに変えていくには?
 ──「嫌なこと」の奥に、本当の望みが眠っている。

人間関係の中で、自分の気持ちを大切にするには?
 ──“いい人”ではなく、“本当の私”としてそこにいるために。

私は本当に、何を望んでいるのだろう?
 ──問いのすべての根っこにある、“魂の声”を聴くということ。

この問いたちが、またどこかで誰かの心をノックすることがありますように。
何かひとつでも、「これ、私も考えてみたい」と思う問いがあれば、どうか自分自身に、そっと問いかけてみてください。

そして、その答えをやさしく受けとってくださいね。

 

今後は東京&パリ&バルセロナにて開催です!

  

りんごろ

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