娘ちゃんとウトウト昼寝しつつ、ボーっとしてた私。
そんな時に電話が鳴りました。
「○○警察署のものですが
おたくのお子さんの次男坊君が・・・」
と、ここまで聞いて
ギョッとして一気に目覚めましたわよぉぉぉぉお
うわぁぁぁ、事故か?
何処の病院に運ばれたのか?
大丈夫なのかーーーーー!!!
という気持ちが込み上げてきた時
(次男坊は自他共に認める暴れん坊なので)
「落とし物を拾われて届けにきてくれました。
遠かったら申し訳ないのですが
お母さん、署まで来て頂けないでしょうか?」
えっ、それだけ?と、まずは大安心。
落とし物ってなんだ???と思いつつ
その警察署は家から1分で行ける場所。
「近くなんですぐに行きます!」と言って出掛けた・・・
すっぴんの上、髪もはね上がっていたけど
着替えのみをして、娘ちゃんを連れて署に向かいました。
次男坊は署の方々と仲良く話していて
飴ちゃんまでもらい、遊びに持っていっていたグローブまで直してもらっていた。
(相変わらず、コミュニケーションお化け!)
次男坊がまだ小学1年生ということもあって
連絡先などが曖昧で、落とし物書類に必要な情報が足りなくて呼ばれたようだった。
で、警察に届けようと考えた
彼の思考回路にそんな考えがあることを 微笑ましく思えてきた。
その落とし物なんだけど
サッカーボールなんだよねー
いつも一緒に遊んでいる、も~ちゃんの次男君のマンション前に
忘れ去られているボールがあって、もーちゃんの次男君と2人で気になったようだ。
一生懸命、2人で考えたんだろう。
2人は共に
3人兄妹(兄弟)の真ん中の子。
長男長女みたいに
真っ直ぐに向かうタイプでもなく
末っ子の甘えん坊タイプでもない。
独自の不思議さを持ち
のらりくらりとしているが感受性も高く、深く心を寄せ合うタイプ。
でも、決して
親や世間の思考の枠にとどまらないのよね。
掴めないタイプの2人が引かれ合い、
仲良くしてるから
行動も可笑しくてしようがないのよーーー
私が来た事で安心したのか
署内の自動販売機を指差し
「寒いから温かいもん買ってぇ」と次男坊。
あいからわず自由だなぁ
と、思いながら買ってあげました。
すると、すぐさま
「あっ、こんなに時間が経ったよー、遊ぶ時間がなくなるからもう行くね」やて。
勝手に去って行った2人でした・・・
そんなこんなで警察署で説明も聞き
とりあえず、無事に何もなく済んだので、娘ちゃんと買物に行きました。
家に帰り着くと、次男坊はまたすぐにその友達と帰って来ました。
「お母さん、今日友達君、家に泊まれるぅ?
それがダメなら夕飯一緒に食べれるぅ??」
ははは(笑)
また毎日言っている別れ際のセリフです。
毎日、忙しいけど、楽しく過ごしてるね、次男坊。
遊ぶ時間も足りないだろうね、次男坊。
命を目一杯使って、一生懸命だね、次男坊。
ママは君に日々振り回されてるし
枠に収まらない君に笑ったり、揺れたり、怒ったりしながら
感情がこんなにも豊かなことを教えられてるよ。
直接は言わないけど
君がいるから成長できているし、世界は広がったと思う。
これからもビックリ仰天をよろしく。