オンラインサロン Little Sky

母を亡くして初めて知る「私」

母を亡くして半年が経った今
今更ながらに思う事がある・・・
     
それは
人それぞれの人生があって
様々に折り重なっていて

 

今ある事は全然無駄じゃあなくて
縁あって知り合えていて
そして
何らかの意味があって生きているという事。

 

 

母は私にとって
揺るぎなく『愛のお母さん』だった。

 

それ意外の何者でもなく・・・

 

母の人生なんて
考える事もなかった様に思う、これまでは。

 

 

それ位
ずっと、私の前では『母』として凛として、寄り添って過ごしてくれてたんだと思う。

 

  

    

母を亡くして実家を整理した時

 

嫌でも
母の毎日、歩んで来ただろう道を辿る事となり

 

それが「今、いないこと」を表していたことなので

  
何だか不安でしんどくて
姉がいなかったら、絶対あの時に整理は出来なかったと思う。

 

  

姉は母にとって初めての子。
私には到底分からない母との結びつきがあったのだと思う。

  

本当に仲も良かった。

  

姉を見てると私との違いが明らかだ。
それを悲しく思っているとかじゃなく、
それぞれに違うということを自覚しているだけのことで。

 

 
いつも私は客観的だった。
姉はいつも母と一緒で、共感し合っていた。

  
互いの違いが、今をまた創っている。

    

私は共感してほしいことがあると
まず、心の中の自分と対話していた。

 

それが客観視を育てたのだとも思う。  
そのうち友達を求めるようになり、何でも話せる親友ができた。

  

共感性と客観性。
それは母が与えてくれた宝なのかもしれない。

  
  

母の人生を辿る道を通ってきて
しんどい時もあったが
新たに進んでいくべき道を教えられた様に今は思う。

 

最初は、失った悲しみで
何気ないいつもの日常の中でも涙が溢れたり
立ち止まってしまう日々を過ごしていたが

   

今は涙は溢れない。

  
亡くなって
心の中に母が存在してくれるようになったから
得意である「心の中での対話」ができるようになったから。

     

死においても、教えられることがあると痛い程感じました。

  

お母さん。
やっぱりあなたにはまだまだ届かないって
小さな自分を噛みしめながらも
小さな自分で在れる場所があることにも安堵しています。

    


あなたの子で良かった。

  

私なりに歩いて
自分の人生楽しんで全うするからね!

   

私色で人生を染めてくから。

    

涙溢れて下を向いてしまう日々はもう終わったから
これからは私自身で、人生に色付けて生きていきます。

  

  

どんなに考え迷い、悩んだとしても
必ず新しい道を見つけていく強さを教えてくれて
そのように育ててくれて、ありがとう。

 

 

半年を過ぎた今
そう思えた事を心から感謝しています。

りんごろ

最後まで読んでくれてありがとう
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