お母さんと最後に電話で話した時。
私はいつもと変わらない会話のつもりで
「娘ちゃんは女の子なのに大雑把でギャーギャー騒ぐし
バタバタしていて男の子みたいなんだよねぇ」
って言った。
お母さんは
「元気ならそれでいい。ちゃんと分かる時が来るよ。
あんただって、おてんばだったじゃない?
元気ならそれでいいのよ」
と話してくれた。
私は『そうなのかなぁ』なんて思いながら
「落ち着く事を願うわ」なんて言ったと思う。
娘ちゃんの事を話したのが最後の会話だったと思う。
それが今は有難い言葉となっている。
どんなに子ども達の事で悩んでも
『元気ならそれでいい』
って思える様になれたから。
私がおてんば娘で「大丈夫か?」って周りに言われてた時
母は「元気だからいい」と言ってたそうだ。
これは姉が教えてくれた。
「元気しか取り柄のない子。
あの子から元気を取ったら何も残りゃしない。」
ということでもあったそうだけど(笑)
親にそう思わせた事は、自分にも返ってくる・・・
だから私も
『元気だからそれでいい』
と堂々と言える親になろう!!!
最後の言葉も、母らしい言葉でした。