目次
母の眼差し
パートナーのご両親は
いつもわたしを
温かく、温かく、見つめては 微笑んでいる。
この眼差し・・・
小学校の低学年頃までの
わたしの母の眼差しと同じ。
その後の母は
父や両親たち、弟、親戚の介護に仕事で
ゆっくりと過ごす時間が皆無だったように思う。
いつも動き回っている母を見ていたから
何でも自分でやる習慣が身についたし、
それがずっと普通だったし、
すべての責任を自分で取るような生き方をしてきた。
絶対安心感の場所から
パートナーと過ごすようになって
パートナーにも、
パートナーのご両親にも
すごく頼り、甘えている。
(きっとこれが普通なんだと思う)
ものすごく心地良いのに
【自分でやる精神】は
いつでも何処でもムクムクと出てきちゃうw
もう、笑えるほどに。
その度に、
温かい眼差しが
わたしをまったりに戻してくれる。
そう、
小学校低学年までのわたしが息を吹き返して
人生を再構築したのだ。
この2年半で
いちばん変わったのは【表情】だと、
安心しきった笑顔がそこにあると言われる。
わたしの中でいちばん変わったと思うのは【信頼】。
人へも、自分へも。
他者や出来事にモヤモヤを感じるときは
自分が自分自身に同じことをしていないか確認するとき。
他者信頼しかしなくなったとき
わたしは 心底ホッとした。
かつての自分に戻れたことを実感して。
この絶対安心感の場所から
わたしも温かい眼差しをもって
人を想い、関わりたいと思う。
ときどき揺れるけども、自分をまた信頼して。
両親の後ろ姿を
見つめて歩く日が訪れたことに感謝しながら。