母が急に倒れて旅立ってから・・・
ついこの前まで普通に話してたりしたのに
動かなくなった。
きちんと送り
最後まで見届けたのに。
止まった心電図
冷たい身体
骨になった姿
全部覚えているんだけど
『お母さん、どこに行ったの？』って思ってしまう。
でも、それは死を受け入れてないのとは違うのよね。
説明が難しいけど
きっと、心があまりにもつながっていたから
身体がなくなっただけみたいな感覚があって
私の側にはもういないけど、心に生きてるみたいな・・・
私はオーラとか見えないけれど
魂があることはすごく感じていて・・・
あれから少しの時を経て
離れていたから見えなかった事も
残った母の日記からだったり
親しくして下さっていた方からの連絡だったりで
『母の日常』がずいぶん見えてもきました。
母の心の奥底だけは、母にしか分からないけれど。
つながっているけど個々の人間。
今までとは違う、命の尊さを感じる機会にもなりました。
今は平穏に日常を過ごしてます。
だけど明らかに違う心がある。
それは母が残してくれた温かなメッセージと残してくれた形見。
それらは生きている私の中で生き続けている。
一般的に見たら、母はひとりで暮らしていたから
「お母さん、寂しかっただろうね」って、
いろんな人に言われてきたように思われているかもしれない。
こんなに突然に母が逝くとは思ってなかったから
私にも伝えたかったことや気付いてあげれば良かったと思うことは沢山ある。
でも
母にとっては・・・
誰に言っても理解されないかもしれないけれど
母なりに全うしたよき人生であり、自分を生ききったと感じています。
つながっているからなのか
『お母さん、今どこにいるの？ これからどこ行くの？』
って、当たり前のように聞きたくなる。
そして答えてくれそうに思える。
ここまで、つながりを感じられるほどに
関わり合えてきたことや『私』を生んでくれたことを感謝してる。
気づいていなかった自信も与えてくれました。
本当の関わり合いという、やってきたことへの自信を。
この連鎖、子ども達にもつないでいきたいな。
で、子ども達に
『お母さん、今どこにいるの？ これからどこ行くの？』
って聞かれた際には
夢に出てやろう！って思ってる。（こわいかな）
だとしたら母も
夢に出てきてくれるかもしれないと思う単純な私。
「死ぬってことは、死んだ人にしか分からない」
そう聞いたことがあるけど、ほんとそうだよね。
夢で会えたらいいなー。
