カウンセラーになってから
いちばん深めたことは「言葉」について。
表情や雰囲気、見逃せないしぐさや
身の回りのものなどからも
感じてきたことは多いが
「言葉」とはとことん向き合ったんじゃないかと思う。
今も。
言葉は誰でも自由に使うことができる。
人として何かを伝える手段は「言葉」がダントツで大きいと思うのだが
本当のことを伝えることについては
「言葉」を最大限に使用している人は
少ないのかもしれないと感じてきた。
感情のまま「言葉」をぶつければ
それは「本当に伝えたい言葉」ではなかったりするし、
我慢してしまえば
意図はないとしても「言葉」が嘘になることがある。
わたしは年に1,2度のペースでコンサルをお願いしている。
ただ自分の思うことを話すこと
と
質問されて出てくる言葉は違う。
そして
質問者の在り方によって、自ら出てくる言葉も変わる。
「言葉」を自ら発することについては
限りを知っている人から出る言葉は、美しいと感じることが多い。
限りとは「時間」のことである。
命の時間を知っている人
や
ともに過ごせる時間は限りある貴重な時間だと捉えている人たちは
同じ時間は二度と流れないことを知っているので
言葉の選択、言葉への想いが違う。
適当なことは言わないし、
誠実さと真心が備わってある。
母の葬儀のときは、様々な方々から声をかけられたが
どんな人も
命の限りを終えた人の前では「言葉」が美しかった。
誰にとっても
時間の真実は
限りある中の貴重な時間なんだよね。
わたしは言葉の選択に「美しさ」を持ちたい。
それは上品な物言いとは違う。
自分の気持ちに素直であるということ。
たとえ厳しい言葉になるとしても
素直な気持ちを伝えたい。
今、伝えたいこと、
伝えなければならないことを、言える自分でありたいと思う。
それは
気持ちとは違う言葉は「使わなくていい」ということ。
カウンセラーになって
特に恋愛相談の中では
気持ちとは違う「使わなくていい言葉」を多く聞いてきた。
素直にどう表現していいのかわからない
と言う多くの人たちはいて
個人的にひとつひとつ紐解いてきた。
伝えたいこと、
今、伝えなければならないことを
直接伝えられることは
実は
人生の大切な物事を動かしていくことになる。
伝えたいこと、
今、伝えなければならないことを、自ら起こしていくこと、
その言葉の想いを、丁寧に受けとっていくこと、
両方は人生を豊かに変える大きなキッカケになると思います。
そして
言葉は誰でも自由に使うことができる。
「言葉」をもっと美しく活用したらいいと
わたしは思う。
もし、この世から「言葉」が消えて失くなるとしたら
あなたは誰にどのような言葉を贈りたいですか?
浮かんだこと↑
ぜひ、ぜひ、起こしてくださいね!
人生が変わっていきます。
質問されて出てくる言葉は違います。
「言葉」で関係性を変えたい方、
「言葉」を素直にどう表現していいのかわからない方、
こちらの講座は超絶オススメです!
美しい言葉とは
真摯であることがベースなんですね。。。
わたしの質問の師匠、マツダミヒロさんが作られた
魔法の質問ラブカードトレーナー養成講座では
この講座を伝えるトレーナーは
「真摯にパートナーシップに取り組むこと」を課題にしています。
身近な人ほど難しい・・・
わたしはできていない・・・
と
言われる方は多いです。
でもわたしは思うのです。
「もう、そんなことを言うのはやめませんか?」と。
伝えたいこと、
今、伝えなければならないことを
丁寧に選択し、
使わなくていい言葉は
手放していくこと。
それが人との関係性を築いていく一歩目です。
母との最期の電話での会話を
今、思い出すと
母の言葉は、
わたしへの愛情をとても表していましたが、
生きることへの諦めの言葉も、そこにはありました。
だから救急車で運ばれたことを知ったときは
「あの電話はお別れの言葉も伝えてたんだ」
とすぐさま思いました。
伝えたいこと、
今、伝えなければならないこと
は
ぜひ、伝えて
限りある人生を豊かにしましょう。
伝えられる「とき」に伝えることも
真摯さなのです。