一昨年かな? 車を手放したのは。
免許を取ってから
車に乗ってない日はないんじゃないか?
と言うほど乗り続けてきて
最初に働いた5年間では
3台新車を買い替え、
結婚してからは
子どもたちを何処にでも連れて行き、
実家の九州に帰省する時も
車を船に乗せて 一緒に帰ってたくらい。
旦那さんの送迎もやっていたし、
ずっと、ずーっと運転してきた。
そして
運転がとても好きだと思っていた。
のだが、
車を手放して気づいたのは
何処かに行くこと、
ドライブが好きで
運転がものすごく好きなのではなかった
という事実!
車を手放すと
誰かの隣や後部座席に乗ることになる。
その方が合っていることに
何十年もかかって気づく、、、
とほほほ。
「こうした方がいい」を
どれだけ採用してきたんだかw
子育てがいちばん大変な時、
猫の手も借りたいくらいだったのに
何で旦那さんを送迎していたのか
今では、、、謎。
よき妻、よき母に
なりたかったんでしょーなー
それは愛ではなく
恐れからの選択。
与えて 認められたかった
わたしのエゴだろう。
人生は思うようにはならない。
自分の波動は還ってくるが。
車を手放そうと決めたのは
ある台風接近と言われた日、
実家に帰省する子どもたちを
空港に送るため
マンションのタワーから
車を出そうとしていた時。
傘をさして
濡れないようにしようとしても
風に流れを委ねる雨のすごい勢いに
全身びしょ濡れ。
濡れないための
傘や車の準備なのに
全身びしょ濡れって、、、
「何やってんだろう」
と
自分に呆れて笑えた。
タクシーでよかったやん!と
シンプルに心から思った
その瞬間に決めた。
思うようなマイホーム、
思うような暮らし、
思うような人生の流れに沿うために
頑張ってきたものは
後悔もなく手放せる。
建てた家を手放す時も
あっさりしていた自分に
自分が驚いたほど。
家にも
感謝しかなかった。
最期に両親を見送った時と同じ。
思うように人生を送るなんて
わたしの脳内で築いた程度のことで
まぁ、しょーもない。
どうなるか分からないことに
多少の不安はあれど
やりたい動機の種がワクワクなら
突き進む!
そのための手放しなら
感謝になる、と
わたしは十分に知っている。
動く時はお金も必要だけど
それは出費ではなく、投資。
今度、車が欲しくなった時は
スポーツカーにする!
考えたら
免許を取ってから
常に
「誰かを乗せるために勧められたもの」
を選んできたからね。
今は便利すぎて 必要ないんだけど
田舎に拠点を持つときは!
と
ちょっと楽しみにしてる。