子どもが3人いるわたしは、
「子育て相談」にいちばんニーズがあると思っていた(思い込んでいた)。
心理カウンセラーです。
*知らない人もいると思うので記しますが、有資格の心理カウンセラーです。
でした、かな。(今、カウンセリングサービスは行っていません)
思い込みというのは、自分を「ひとりよがり」へと一直線に走らせるものでw
ニーズを考えもせずにわたしは
子育てに悩むお母さんに向けて発信しまくってました。
でね
いらっしゃるんですよ、お母さん方は。
ですが!
話して下さることのほとんどが「夫婦(恋愛)関係」。
ん???という疑問が湧くこともあったけれど、
目の前で話されるお悩みが、その時本当に話したいことだからそれでいい。
変わらずに夫婦(恋愛)関係の相談を受け続けていました。
そしてわたしは、来て下さる方に聞き始めたのです。
「何でわたしを知り、
なぜ、わたしに相談しようと思われて来たんですか?」
この答えは、
まるで口を揃えたかのように同じ言葉だらけでした。
わたしを知ったのは、ほとんどが「ブログ」、
もしくは「綴られている言葉を見て」。
そしてなぜここに来てくれたのか?は
「離婚しても、すごく幸せそうだから」
「離婚しても、キラキラしてるから」
「離婚しても、やつれていないから」
おーい!
離婚しばりかいっ!!!
「すごく幸せそうだから」「キラキラしてるから」だけでよくない???
えぇっと・・・一応言いますが
離婚を考えはじめてからはかなり悩み、子どものことを思っては、張り裂けそうな気持ちだったし、罪悪感バリバリで、実際に子ども達に正直な気持ちを話したときはすごく泣かれたし、怒られもしたし、母にも姉にも大反対されたし、心配をかけたし、実家には帰ってくるなと縁を切られる勢いだったし、それから元パートナーとの関係修復にも時間をかけたし、誰にも相談できずに鬱っぽくなったし、実際に自律神経失調症になったし、経済的な不安は吐きそうなほど感じたし、実際に離婚となってからは大変だったし、ひとりですべてを受けとめるほど大きな器もないのに思春期になった子ども達はすごい反抗的にぶつかってきて神社のすみで神様に「ほんまにおるんかい」みたいな文句言いながら(オイ、文句か!)泣いたし、それでも仕事はしなきゃだったし、誰にも頼れない頑固者だという自分もよく分かったし、「いい人見つけなよー」って何万回も言われたけど、そんな余裕はなかったし、お金だって楽に回せていたワケじゃなかったし、なのに子ども達は私立にしか進まないし(なぜ協力せんのだ!みたいなw)、この先はどうなるんだろう?って眠れない夜もたくさんあったし・・・
わたしにとって大変だった10年の経験は(10年かかってるんですよ)
「キラキラ円満離婚」という「ニーズ」になってたんですよっ!奥さん!
って誰に言ってんだか。
そのおかげで気づいたことは?
ここ1年言われ続けてきたことがある。
「すごく幸せそう」
「キラキラが増してる」
「もう一度、結婚だね」
「もう一度、子育てする?」
あのぅー、まだ、再婚してないし、子どもは・・・もう・・・
でね、思ったんだ。
イメージは作られていくこと、それを本人は後で知るんだって。
そのイメージに正解・不正解はないし、
感じてくださることをわたしは「そうなんだ!」って単純に楽しめばいい。
そして、
「円満離婚」「もう一度婚」というイメージの奥にある
その人にとっての「幸せ」や「キラキラ」な考え方、捉え方、
在り方を生きる方法をわたしは伝えていこうと思う。
わたしだからできたんじゃない。
誰だってできる!
この人生で実行したいか、しないか、が本人の選択。
辛かったり、苦しかったり、寂しかったりする「夫婦(恋愛)関係」、
もしくは人間関係には「変えられるよー!」というメッセージが必ずあるから
それをハッキリと伝えていく。
わたしは、パートナーシップだけが人生のすべてではないと思っている。
「自分の人生を生きる」という中の、カテゴリーのようなもののひとつ・・・
だけれど、
自分の人生の中で深く関われる人がいるということは、
ひとりで暮らす何倍にも温もりや喜び、
頼もしさ、楽しみが詰め込まれてあり、
面倒なこともあるかもしれないけれど、
ひとりでは生きられないということを含め、
面倒と感じることこそ自分を変えるキッカケであったり、
自分の可能性を伸ばすために人がいる感謝も忘れずにいたい。
人とのつながりって宝だし
そこから気づきは起きるものだから。