自分の料理のレパートリーの狭さで
食事に興味を失いかけたときに
本屋さんで出逢った本が栗原はるみさんの
「ごちそうさまがききたくて。」でした。
目次
目からウロコの本たち
そこには料理だけじゃなく
家族への愛や暮らしのエッセンスが
たくさん詰まってあって、もう、目からウロコ。
そこから
【暮らしのレシピ】【haru_mi】を愛読してきました。
どの本に書いてあったのかは忘れたのだけど、
はるみさんは、今は亡くなられた旦那さまとの結婚を、
ご両親にかなり反対されたそうで、
ご自身のお子さんのお付き合いには【闇雲に反対しない】と決めていたそう。
それは、
幼くて、可愛くて、すべてだった我が子たちを
育てていたわたしにとって、
大きな指針にもなりました。
子ども達が幸せなことが、わたしの幸せ。
次の世代へ伝えたいこと
結婚で故郷を離れるとき、
そして、母をいつもひとり福岡に残して大阪に戻るとき、
毎回どうしたものかというくらいに大泣きし、
やっぱり今でも、あの時の母を思い出すと、
わたしの背中をしっかりと押してくれていて、じんわりきてしまうのだけど、
子どものわたしが幸せなことが、母の幸せ。
いつもそう考え直して、シャキッと背筋を伸ばし、
今の暮らしに戻っていったことを思い出します。
その人はいなくなっても、
その人が創ってきたものや温もり、信念は後世に残る。
今ではハッキリとそう言える。
だからなのか、
年齢を重ねたからなのか、
最近は、
次の世代へ伝えたいことはなんだろう? そんなことばかり考えます。