空のあなたへ。

涙が出るのならまだマシで

心が落ち着くことはなく

耳に残る言葉 信じたくない現実と向き合い

ただ時間だけが過ぎた日々。

それから

心は止まったまま

考えれば 涙はとめどなく溢れ

こんな私でごめんねと思うばかり。

独りで過ごし、旅立ち

寂しくなかった?辛くなかった?

あなたが泣いている空は

どしゃぶりの雨となり

ここに降り注いでいました。

言えなかった想いや言葉。

それを悔やんでもいるよね?

だけど

それを見せずに守り抜いた姿は

今の私の中に響いています。

いつかの言葉、残した声

一緒に行った場所

たくさん思い出せます。

でも

今の現実の中に あなたがいないことで

見える景色も何か違って見えてきます。

独りで旅立ったけれども

嬉しかったことや心に残ったこと

それを感じてきた

あなたの顔は最後は笑顔で

そんな

あなたがいる空は

穏やかで、キラキラ輝く星が散らばってます。

最後に話した会話も今でも忘れずに覚えてます。

私が本当に伝えたかったことも

いつか話せると信じてます。

ありがとうとごめんねを言えてなくて

『もう一度』もなくて

さよならもなかったけれども

きっとあなたは

そんな私をも見守ってくれてるんでしょうね。

あれから一年が流れた今は

あなたに十分に愛されていたことを

改めて感じているから

笑顔でいられるよ。

そして

より頑張れているよ。

生まれてから

これまでの間

あなたに何かを

返せることが出来たのかな?

ありがとうと言うだけでは足りてないね。

だけど

あなたが与えてくれたモノは全て

今からの

私となっていくと思う。

あなたと逢えたことだけでも

感謝しています。

ペタしてね

—–

りんごろ

読んでくれてありがとう。

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