*差別化を図る
人と同じことをしているとき、人は安心します。
でも、それでは自分を選んでもらう理由をつくり出すことはできません。
人と違うことは、不安が生まれることではなく「価値」を生むこと。
ちょっとした「違い」を重ねていくことで、
「あなたらしさ」を発揮していきましょう。
あるときから、東京ではコーチがどんどん誕生していきました。
あるセミナーに行くと、参加者がコーチだらけということもありました。
これだけの人数がいるのならば、コーチの差別化が必要になります。
そこでぼくは、自分なりのコーチのポジションをつくるために、
ブランド化しようと考えました。
自分に問いかけたしつもんは次の通りです。
<差別化を図ること>
と
<自分のファンやお客様を育てること>
この両方を同時に実現できることはないだろうか?
その答えが「メルマガ」でした。
これが「魔法の質問」を配信することになったきっかけです。
メルマガを差別化する手段として利用することにし、
同時にいくつかのルールを決めました。
1つは、魔法の質問というブランドネームを使って発信していくということ。
もう1つは、毎日発信すること。
これを行っている人は他にはいなかったので
差別化でき始めたのです。
思い立ってスタートしたのは2004年の元旦です。
ただ、メルマガを始めたはいいものの、読者がいません。
でも1人はいます。
それは、ぼく自身です。
ぼくのメルマガのスタイルは、
しつもんを配信して読者に答えてもらうというもの。
最初の頃は、自分でしつもんをつくり、自分に配信し、自分で答える。
まずはそこから始めました。
メルマガを始めて9年以上経ちますが、ここまで続いている人も
他にはほとんどいなくなりました。
小さな差別化の積み重ねが、「あなたしかいない」という
大きな差別化になるのです。
最初は差別化できなくても、
好きなことを他の人ができないくらいやり続けることだけで、
大きな違いを生むことができるのです。
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